弊社は、平成22年10月をもって設立55周年を迎えました。これも顧客の皆様や社員はもとより、弊社設立以来お世話になりました業界の皆様、地域の方々からの支えがあってのことと深く感謝いたしております。
 この度の設立55周年を機に、更なる「モノづくり改革」に取り組み、次の10年へ向かって挑戦してまいりたいと考えています。
今後も、社是「創造と開拓」(=新しいことを創造する + 造ることを深める。)の精神のもと、低炭素社会をめざし、「エネルギー」や「環境」の改善に関わる装置作りを通して、社会の発展に貢献してまいります。

 弊社は、昭和25年(1950年)、当時奈良県の地場産業として活況でした繊維産業で使用される機械の修理業を生業とし、創業いたしました。当時、大和高田市内にありました工業試験場(現 奈良県工業技術センター)様には大変お世話になりました。
 昭和31年(1956年)、会社設立のきっかけとなったのは、同じく地場産業でありました吉野葛を粉砕する「吉野葛粉砕機」の大ヒットでした。その後、繊維業界の縫製機および婦人靴下業界に参入し、パンティーストッキングの生産方法を変えることとなった画期的な「ラインクローザー」を開発し、世界市場を席巻することとなりました。常に、世の中に無い物を開発する・・・を基本に挑戦してまいりました。
 その後、繊維産業の衰退に伴い、半導体製造機器分野、液晶製造機器分野、マルチワイヤーソーへと事業展開を果たし、次々と省力・自動化機械を開発し、提供してまいりました。
 近年では、近畿経済産業局が推進する平成21年度戦略的基盤技術高度化支援事業に採択されました。また、奈良県が推進する「やまと産学官連携プラットフォーム」への参加を通じて、奈良高専様との共同開発が実現し、さらに、LED基板となるサファイア向けのマルチワイヤーソーが、第3回奈良県ビジネス大賞最優秀賞を受賞いたしました。
 設立以来55年、地域と共に歩み、今も変わらず支えていただいていることへの感謝の気持を常に持ってモノづくりに取り組むと共に、低炭素化社会をめざし、「エネルギー」や「環境」の改善に有効な装置作りを通して、社会の発展に貢献してまいりたいと考えます。

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